年寄りになると間違いを受け入れなくなる理由

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TICEコーチ(タイスコーチ)コーチングブログ

70、80歳のお年寄りだけでなく、身近な年上の上司でも当てはまるのですが、
ちょっと考えるとおかしいようなことも当たり前のようにやっていて、指摘すると
「前からこうやってるんだからいいんだ!」
なんて逆に怒られたりした経験はありませんか。
その理由のひとつを話していきたいと思います。

美術家篠田桃紅さんが認めた過ち

以前、NHKの達人達という番組で美術家の篠田桃紅さんが街の人の悩みに答える場面がありました。
とても心に残った場面であり今回の話とも関係があります。
篠田さんは今年で103歳になるにもかかわらず現在も美術家として活動しており、話し言葉もハキハキしていてとても100歳を超えた人とは思えない方です。
VTRの街でインタビューした10代の悩みは
「夢に向かって生きていくことは大切だろうと思うけれど、夢が見つからない」
と言ったような内容です。
それを見て篠田さんは
「夢が見つからないというのは楽しいと思えるものがないということ。それは先に生きる大人が楽しんでいる姿を見せてあげられなかったから子供に夢や希望を持たせられなかったのかもしれない。私たちに責任があるのかもしれませんね。」
とこの通り言ったわけではありませんが内容としてはこのようなことを言っていました。

今までの人生を否定したくない

篠田さんの話を聞いてとても歳を重ねた人の言葉ではないと衝撃を受けました。
なぜかというと、最初にも書いた通り年寄りになるほど間違いは受け入れなくなるものなのです。
それは、今までやってきたことに対する間違いの指摘というのは、それまでの期間に対しての指摘にもなるからです。
例えば、仕事で今まで手書きで30年間書類を作っていた人が時間がもったいないからパソコンで書類を作りましょうと言われたら、それまで手書きで作成していた30年間の仕事も間違っていたと言われてるように感じます。だから、長くやっているものほど間違いを指摘されると受け入れたくなくるなるのです。

そんな中100年以上の人生に対して責任を感じていると話していた篠田さんには驚きとともに感動したのでした。

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